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数珠の世界

数珠を手にすると普段と違う自分が現れます。
落ち着いた心、豊かな心・・・・・・・・・・
数珠は時代をこえて、いつも私たちの身近な存在。


数珠の力

 珠は葬儀や法事などのときに持参しますが、一般には一重の単念珠が多く用いられています。持つときは左手首にかけるか、左手にふさを下にして持ちます。合掌するときは、両手の親指と人差し指で支えるようにしてください。
 長い数珠は両手の中指にかけ、すりあわせますが、浄土宗では禁じられています。
 このように数珠は各宗派によって種類や使い方が違いますが、現在市販されているものはどの宗派でも共通して使えるものがほとんどです。
 数珠は様々な力があるといわれています。百八の煩悩を鎮めることはもちろん、人と人の縁を結ぶ、信仰を厚くする、自らを省みる、魔除け・・・・・。数珠と共に仏様の前で掌を合わせたり、あるいは数珠を持っているだけで、私たちにさまざまな功徳を与えてくれるのです。
 また、数珠は結婚式でも使われます。仏前結婚では式師が新郎新婦に数珠を授与。健やかな家庭を営むようにとの願いが込められています。

数珠は贈り物にも

 珠の素材として、まず菩提樹の実などの木製のものがあります。菩提樹の場合は星月菩提樹、金剛菩提樹など種類が多く、またオリーブや拓植の木に十六羅漢を彫刻したものも多く見受けられます。そして石の素材として瑪瑙(めのう)、水晶、オニキス、翡翠(ひすい)、さらには珊瑚(さんご)など、さまざま。一般には男性用は木製で大きい珠、女性用は水晶系の貴石がよく使われ、小さい珠となっています。
 また最近は数珠に使われる素材も多様化し、ガラス、一部にはプラスチックなどの合成樹脂も使われており、低価格のものも増えてきています。
 小杉仏壇店では、京都でつくられる京念珠を中心に、さまざまな数珠をご用意しています。各宗派向けはもちろん、すべて天然素材を使用した手作りの一級品からお求めやすいものまで、種類も豊富。仏様の前で心を静め、心から念じるためには、数珠も慎重に選びたいものです。小杉仏壇店では、素材、品質には厳しく目を配り、皆さまのご要望に合わせてお薦めしています。
 さて、数珠を買われるタイミングですが、特に決まったものはありません。また数珠は仏事に使いますが、本来はおめでたいものですから、贈り物としても最適です。成人式、ご結婚、就職、進学など人生の節目に合わせて贈られてはいかがでしょうか。

数珠が切れたら縁起が悪い?
 般に数珠が切れることは、縁起の悪いことと思われています。ところが、数珠が切れるとはそれほど長く使ったことの証明で、とても尊いことなのです。悪縁が切れる、という解釈もあるほどですから、決して縁起の悪いことではありません。古くなったり、使わなくなった数珠は、毎年11月23日に京都の赤山禅院で「数珠供養」として焚きあげられます。
 小杉仏壇店では、切れてしまった数珠の修理も承っています。社内の工房にて直接修理していますので、短時間、安価にて仕上げています。どうぞお気軽にお申し付けください。

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