保管と貯蔵



■保管と熟成の違いを知るのが大切です!



 ・保管 入手してから提供するまでの間、その品質を変えないように努めること。
 ・熟成 最高の飲み頃まで「育てる」こと。
貯蔵庫  美味しいワインをただ置いておいて保管することが熟成だと勘違いし、健全なワインを購入しても、販売時や開栓時には既に劣化してしまっていることが多いのは、この2つを混同していることが原因の場合があります。
 一般的にワインの熟成に適した特殊な熟成倉庫の条件が揃っていない限り、長期の「ワインの熟成」ということは考えない方が賢いと言われています。




■家庭での保管のポイント



 冷蔵庫や押入での保管が家庭での典型となっています。
 しかし冷蔵庫は保管には温度が低すぎ、酸化や劣化の原因となります。また、コルク栓を通して冷蔵庫の臭いを吸収してしまいます。
 押入は梅雨時期から夏にかけて温度が非常に上がり、冷蔵庫と同じ臭いの温床になります。
 家庭での保管は家庭用ワインクーラーの購入が理想的ですが、それが無理な場合は、「風通しがよく、日の当たらない場所」を探すことです。例えばマンションだったら北側のベランダ、一戸建てなら縁の下や台所の床収納になります。
 しかし、両者とも決してベストの状態ではないので、なるべく早く飲むことをお奨め致します。
 ワインが劣化しやすいのは、梅雨時〜夏にかけてです。家庭では夏を越さない注意をしましょう。
 条件が整っていない状態での保管は、熟成には結びつかずワインを劣化させてしまうだけという認識が必要です。
貯蔵庫




■保管に役立つグッズ




 ワインの保存で最も気になるのが、飲み残しのワインの処理かと思われます。
 ワインの劣化の主な原因は、酸素です。酸素を排除することにより、ワインを長持ちさせることが可能となります。
 家庭ではハーフボトルの瓶をすてないで残しておき、残ったワインはその瓶に移し変え、空気との接触を絶つよう栓をして冷蔵庫に保管しておくとよいでしょう。ぶどう
 その時ラップなどで口の部分を巻いて、冷蔵庫の臭いがワインにつかないようにする事がポイントです。こうしておけば、一週間くらいは良い状態が保たれます。
 しかし、できればバキュ・パンやワイン・フレッシュのように余分な空気を抜く道具がありますので、こちらを利用することをお奨め致します。
 また、窒素ガスを余分な空間に送りこむことにより、保存効果を高めるワインディスペンサーというものもあります。
 
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