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栽培環境についての問題
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 が家は、農薬・除草剤を全く使わない、そして化学肥料も出来るだけ使わない米作りを目指し、実践してから30年程になります。最初の頃は、自家消費用のみを試作的に行っていたそうです。それから、技術をしっかりと自分のものにしながら、徐々に面積を増やしてゆき、田んぼも購入して現在の規模にまでなりました。おかげさまで、土作りによって地力もかなりつき、病気や冷害に強い丈夫なお米を収穫させていただくことが出来るようになりました。

花1 かし、周囲の環境は?他の農家からの影響は大丈夫か?!いくら我が家がこだわりを持っていても、こんな風な疑問を持たれます。青森県は、全国的に見ても非常に病害虫の発生が低く、薬剤散布の回数が少ない米作りが可能です。普通栽培でも、他県の銘柄米に比べると、農薬の使用が低いと思われます。それは、北国ならではの冷涼な気候によるものでしょう。また、我が家が作付けしている田んぼの区画整備は、今から二十数年前に行 われ、農業用水にも不自由しなくなりました。同時に、土地改良区から農業用水に関わる諸経費、区画整備による補助事業の 返済が数十年にわたって義務付けられ、農家の大きな負担となっています。

 ういう環境では、水はどこかで必ずつながってる恐れがあります。もしかしたら、よその田んぼから花2の農薬(濃度はごくごくわずかながら)が、次第に濃度を弱めながら用水路を流れ、気がつかないうちに我が家の田んぼに入りこんでいるかもしれません。

 は、仮によその田んぼがないところは安全でしょうか? そこでも、不安材料は尽きないでしょう。 近くに農薬を施用した畑があったら?りんご畑があったら?ゴルフ場や公園が あったら?

花3 境的に恵まれた、理想的な田んぼを意図的に確保するのは、並大抵のこと ではないのではないでしょうか。 そして、環境的に優しい恵まれたところほど、作業効率が非常に悪く、管理と手入れが考える以上に困難であったりするのです。まして、自宅から遠方にあると機械の運搬など、労力と時間とコストが大きな負担にもなりうるのです。

 反政策強化により、農家の生きる道はますます狭くて厳しいものとなっています。仮に田んぼを休ませたり、転作として大豆や麦やそばなどを作付けしたとしても、米の収入にはかないません。それどころか、作ったものを間違いなく買い取ってもらえる保障もありません。

 産物は品質向上を求められ、規格が非常に厳しく、作ったものすべてが流通するわけではありま花4せん。出荷されることなく、食することなく捨てられる ものもたくさんあるのです。 原則として、見てくれのいいものが出荷できます。そしてそれを確実に作り上 げるために、農薬等を使わざるを得ないのです。 農家は、家族の生活を守るために必死です

 実には、農産物を育てる目的そのものが、違うように思います。そして、流通ルートや売り先もしかりです。 ほとんどは、農協や市場向けに出荷してるケースが多く、そのあとどうなっているのかは、農家は知る由もありません。 大げさに言えば、出荷を済ませたら、それで仕事はおしまいです。

 が家と対照的な農家が多い中、わたしたちは一農家として出来る範囲で精一杯、これからもずっと元氣米を作らさせて頂きます。

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