![]() 2000年3月3日 中部経済新聞掲載 |
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| 家づくりは一生に一度の買い物で失敗したくないと誰しも願っている。昨今では健康問題や欠陥住宅など、消費者にとって不安となる様々な問題が出ている。“わがやネット”ではそんな不安を少しでも解消できる情報をお伝えするために出来あがったホームページである。この“わがやネット”はMIDORI工房 村田道子さんと(有)一誠堂 杉浦一幸さんそしてインターネット運営指導と経営コンサルタントを行う筆者とで“わがやネット”をオープンした。 | ![]() |
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昨年、私に一つのメールが入った。お客様の立場に立った家づくりの相談や建築業 界の発展のために、インターネットでの“家づくりネット”をはじめたいとのことだった。早速、村田さんにお会いしお話するうちに、この計画が思いつきではなく、長い間考えてきた確かなものであることを直感した私は、愛知県半田市で木のぬくもりを大切にし「物づくり家づくり」に懸けている一誠堂 杉浦一幸氏にも相談をもちかけ、三者共同でこの事業を始める事を決意した。 | |
| “わがやネット”の中心となっている村田道子さんは、高校の進路を決める時から将来は建築技術者になり、女性ばかりの設計事務所を創りたいと考えていた。それは、建築というわかりにくい仕事をよりお客様にわかりやすく説明し、家をつくって行きたいと考えたからだ。大工をしている村田さんのお父さんはお客様から「大工さんにお任せいたします」と言われる言葉を聞いて育ってきた。しかし、いつも疑問を感じていた。お母さんからは「建築は分かり難い世界だから、お客様はお父ちゃんを信じてそう言われるのよ。」と小学校のころから聞かされた。18歳になったとき「これからは女性も建築で生きていける時代になる」と両親に言われ、それならば、その分かりにくい世界をわかり易く説明し、お手伝いができる仕事がしたいと最短で仕事ができる道を選んだ。 | ![]() |
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専門学校に進み工務店に就職。建築のことは何でもやらせて貰える小企業を選んだ。営業、設計、現場監督、新築、リフォーム等あっと言う間10年が過ぎた。世の中の辛苦もなめ悲喜こもごもの経験をしたがいろいろなことを教えても貰った。しかし、その会社は今はない。3年前に倒産してしまった。技術者集団で20人規模の会社だった。一時の仕事量が激減し資金繰りが出来なくなり倒産。経営者家族は行方不明になり社員はバラバラになった。金融期間を一時は恨んだ。しかし、冷静に振り返ってみると、技術中心を売りにしてきたことが裏目に出てしまった。営業は社長の人脈と紹介に頼り、会社の良さをPRしてこなかったし、営業社員を育てていなかったからだ。技術出身の経営者ほど営業が苦手だ。 | |
| “わがやネット”はそんな会社の営業のお手伝いもしたいし、きちんとした会社ほど生き残ってほしい。そして、消費者の建築に対する不満や不安、疑問をひもとき説明しながら家づくりを楽しんで行けるような情報を公開していく。業界においても信頼回復や発展のためにも務めたいと考えている。ひいては職人さんの地位向上と技術の継承、日本建築文化の海外紹介、そして環境破壊と建築問題等々、建築の様々な疑問や問題を提起し、ネットワークを通じて多くの方々とインターネット上で議論し、よりグローバルに建築を考えていきたいと思っている。わがやネットは「建築業界に明るい光を!」そして「自己主義からグローバルな視点で。」を目標に全国展開を目指している。 ●お問合せは・・・ MIDORI工房 愛知県名古屋市昭和区福原町 TEL:052-783-5140 URL:http://www.wagaya.net E-mail:michikom@mtd.biglobe.ne.jp |
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| トピック履歴一覧へ | 中部経済新聞連載記事(毎週金曜掲載) 『うつりゆく商業環境と躍進するまちと店』 広野 嘉代子 |
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