女将のオリジナルプランでインターネット誕生の山中温泉花つばき
2000年3月24日
中部経済新聞掲載


 女将のオリジナルプランで
インターネットに展開する
山中温泉花つばき 


トピック履歴
一覧へ戻る↑

 久しぶりの石川県山中温泉はすっかり大雪にとざされていた。雪景色の温泉地もまたオツなものだ。ホテル「花つばき」は、もっともお気に入りのホテルだ。そもそもこの山中温泉が好きになったのには訳がある。最初の講演に伺った7年ほど前に泊まったのがご縁の始りだった。婦人部の講演が終わり、婦人部長だった花つばきの女将 嘉野房子さんが「今日は私のホテルに泊まっていただきます。」といわれ花つばきに案内された。館内に入ってびっくりしたのは、玄関の大きなつばきのじゅうたんだった。  大きなつばきのじゅうたんが玄関にしきつめられています。
女将の嘉野房子さん
 玄関ホールやエレベーターもつばきの絵が施してある。そういえば女将の着ている着物や帯もすべてつばきで統一してある。それだけではない部屋の布団から座布団まで目に触れる総てと言っていいほどつばきであった。それも当たり前のつばきでなく、とても個性的で温かさがあった。すっかり感動してしまった私は女将に、どうしてこんなにステキなホテルができあがったのかを訪ねた。その夜はすっかり意気投合し夜明けになってしまったことを思い出す。
 以前経営していたホテルを売りに出し、途方にくれ1年あまり全国を泊まり歩いた。人生の休息を味わい、やがて自分達にはホテルで生きることしか出来ないと決意し、今の花つばきに再起をかけた。社長 嘉野金三氏との二人三脚の戦いがあった。こうしてホテルの隅々まで女将の息が吹きこまれている。ホテルの売店の商品も女将の手作りでオリジナル商品ばかりだ。つばきの風呂敷・ポシェット・テーブルクロス等開発した小物類が沢山ある。このほど私の自慢したいこのホテルがインターネットに誕生することになったのだ。 女将自らが作るつばきの小物
雪化粧の花つばき
 山中温泉の野や山の自然のすばらしさや、その中で繰り広げられる花つばきの優雅な季節のお便りをつぶさにお伝えして行きたいと、ホームページの開設に至った。このホームページには女将「得々お宿泊プラン」コーナーをつくり、毎月特別に女将の裁量でその都度設定し超破格値で宿泊できる。旅行好きの人には見逃せない。春の芽吹きのおたよりや花見イベントの情報などをホームページ上で女将自らがお伝えする。女将専用のパソコンを購入して、いま毎日専務嘉野徳則氏の特訓を受けて準備中である。デジカメで撮影したその時々の情報もこれから皆さんにお伝えできることになる。
 
 
3月1日から開催されている「つばき展」は、花つばきの展示会場で開かれているが、つばきに関係する絵画や陶芸・手作り小物類・書画など作品100点あまりが見事に並んでいる。3月31日までとあとわずかになってしまったが、ホームページにも掲載されている。お時間のとれる方は是非ご覧頂きたい。きっと満足頂けるに違いない。 ホテル・旅館も不況の影響をもろに受け厳しい経営環境を強いられている。何もしなければ忘れ去られてしまう。情報化社会になってインターネットが急速に普及し始めてきた。やがて中高年向けの簡単に使えるパソコンも誕生するであろう。本当にこれからの発展を考えるならば、インターネットをつかった情報発信をして行きたいものである。


お問合せは・・・
 山中温泉 花つばき 
〒922-0138 石川県江沼郡山中町柏野町
TEL.07617-8-5500・FAX07617-8-2650

3月31日まで「つばき展」を開催しております。
トピック履歴一覧へ        中部経済新聞連載記事(毎週金曜掲載)
『うつりゆく商業環境と躍進するまちと店』
広野 嘉代子