健康食品を生産から販売すべてを担う三重県の健康農園
2000年3月31日
中部経済新聞掲載


 健康食品を生産から販売すべてを
担う三重県の健康農園 

【なんでモアール】 〜全国の名産品・特産品を集めたショッピングモール〜
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 健康食品と言えばいろいろな種類があり、全国いたるところで販売されていて、結構高価なものという印象がある。ところが三重県松阪市で長年農業を営んでいる三重ウコン・ヤーコン協会本部 健康農園 伊藤慶太郎さん(74歳)は自分の畑でも栽培し、全国に栽培する農家の育成もしながら、お値打ちな健康食品を開発し販売をしている。もともと農家の長男として生まれた伊藤さんは3町4反の田畑を持ち農業を営んできた。腰がくの字になるほど曲がった両親も一生農業をしていたし自分もこのまま働き続けて一生を終わるのかと憤りをもっていた。自然相手の農作業は過酷な労働である。
ウコンの根っこ
自らが健康食品で人生を変えた社長
 そんな思いですごしていた伊藤さんは59歳の時「あまちゃづる」に出会った。9年間直らなかった慢性胃炎がこの「あまちゃづる」によってすっかり健康体になってしまった。43キロの体重も62キロになった。このとき健康食品で人生を変えたいと決心した。元気になった伊藤さんは雑誌「主婦の友」に一枚のハガキをだした。「あまちゃづる」を全国に送りますと金額も書いた。主婦の友が取り上げてくれたこともあって全国から2000件の注文が殺到した。それからが大変だった。生産が追いつくはずもない。米づくり農家から健康野菜づくりの転換はここから始った。
 しかし、自分の田畑で栽培するにも限界がある。そこで次には日本農業新聞のマッチ箱くらいのスペースに「甘いあまちゃづる生産者募集」をだした。全国から29人の応募があった。生産者ができたことで、順調にお客様のニーズにおこたえすることができるようになった。それから4年後には「ヤーコン」に出会う。ミネラル・食物繊維が豊富で健康野菜として体に良いと埼玉県種苗会社「改良園」から紹介を頂いた。一度自分が体験して健康になった人は自分みたいに健康になってほしいと思うようである。 ミネラル・食物繊維が豊富な「ヤーコン」の畑
大きく育ったウコン畑の前で
 こうした健康食品を伊藤さんはすべて栽培から手がけてきた。全国の農家にお願いしたり自分の田畑でも栽培してきた。農業育成の気持ちもあったからだと思う。それだけではない。都会の土地を持たない方へも種の販売もし、栽培方法も教えている。4人家族で1年中ウコンを食べたい方にはプランター5ヶ用意してもらう。この5個のプランターで約20kのウコンがとれる。それを乾燥させミキサーで粉にすると2キロの粉、そして20ヶの粒ができる。EM農法 ボカシで作った無農薬栽培のウコン種を生産者直売でも販売している。
 
 
何やらわからないこの「ウコン」とは、「酒を飲む人・タバコを吸う人に良い」いわゆる肝臓に良いと言って、JA松阪農協の職員さんが食べていたことに着目して生産するようになった。ただ、何も研究せずに取り組んでいるわけではない。専門書を読み研究し、原産地である沖縄の生産者にも会ってきた。そして最近ではこれらの健康野菜、春ウコン・ガジュツ・モロヘイヤで創ったモロウコンも誕生させた。みんなに健康になってもらいたいからと始めた健康野菜づくりと販売は860件の特約店と3000人のフアンがいる。74歳とは思えないはりとつやのある伊藤さんは、これから20年、94歳までこころと体の健康をテーマに全国の皆さんと交流を図って良い人生を送りたいと顔を輝かせて語った。

お問合せは・・・
 (有)健康農園 
〒515-0006 三重県松坂市石津町118
TEL0598-51-1294・FAX0698-52-2663

研究を重ね開発した「モロウコン」
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『うつりゆく商業環境と躍進するまちと店』
広野 嘉代子