乗鞍スカイラインなど自然の宝庫丹生川村

2000年8月11日
中部経済新聞掲載



乗鞍スカイラインなど自然の宝庫
丹生川村

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 このところ飛騨地方の魅力にとりつかれたように各地を訪問している。仕事と言いながらも、自然の宝庫である飛騨地方を駆け巡っていると、このまま地方で暮らしてみたい気になってくる。今回は皆さんも馴染みの乗鞍スカイラインや朴の木平の丹生川村を探ってみる。助役の谷口敏征氏と企画商工観光課 課長補佐 坂本義一氏・同課 堀井美津子氏に村づくりについてお話をしていただいた。丹生川村を分かり易く説明すると、高山市から158号線を平湯方面に向かって行く通りに面した村が丹生川村である。

コスモスと風のデュエットをお楽しみ下さい。
                         乗鞍スカイラインで出会った青空と白い雲
  国道158号線をコスモスで飾ろうと毎年7月下旬から9月中旬まで地元婦人会・老人会・子供達による学校花壇と村民揃って「きばなコスモス」を植える。その道の名も「コスモス街道」だ。朴の木平にもコスモス800万本が植わっているコスモス園があり今が見頃の絶好の季節だ。私が度々訪れたときにもこの花達に水をかけている姿を何度も見かけた。こうした努力によって花いっぱいのコスモス街道が大事に育まれていることを感じる。これが村づくりの原点かもしれない。
 勿論この時期以外にもいろいろな花たちが村の人々の努力によって街道を華やかに埋め尽くしている事は言うまでもない。そしてこの丹生川村では特産トマト・ほうれん草をセスナ機で空輸している。「ひだエアパーク」(俗称:飛騨農道離着陸場)から全国8ヶ所へ高冷地野菜、おもにトマト・ほうれん草などを今年は秋までに82便空輸する。名古屋・大阪・東京などの大都市の三越・東急・伊勢丹・松坂屋・松屋などの有名デパートを中心にPRを含めて送っている。もちろん朝採りの新鮮野菜だ。
文化の日・農業祭のジャンボかぼちゃコンクール
飛騨エアパーク  このセスナ機は他にも地元中学生150〜160人を3基のセスナ機で、空からふるさとを見てもらおうと「郷土の観光フライト」を実施している。人づくりにおいても先進的だ。中学3年生の生徒全員を村の助成金で9日間海外研修に参加させている。3分の2が補助で3分の1が貸付金で社会人になってから3分の1は返却するシステムだ。 これからを担う若者に見聞を広めてもらうことが明日の丹生川を決定づける。全国には過疎化がどんどん広がる。しかし、丹生川村の若者が大人になったとき、自分の村を誇りに思うことだろう。丹生川の主力は「農業と観光」がテーマだ。いずれも自然の資源を充分生かした村と言えよう。夏秋トマトは全国一の出荷量で14億近い収益を生む。夏ほうれん草は8億。

 
  今年11月3〜5日はエアパーク5周年記念となり飛 騨JAの農業まつりと併せて当地で開催する。お土産に頂いたトマト100%のジュースは他のどのメーカーのものより格段においしい。早速、私が運営している経営者の会のメンバーに試飲をかねておすそ分けをした。すっかり気に入ったメンバーの人達は、このトマトジュースを愛知県で販売したいと申し出があった。トマトと乗鞍岳、誇りに思う産物と観光の村、丹生川村はズーっとすばらしい村であり続けるであろう。
  
完熟桃太郎トマト100%のジュース丹生川村HP・http://www.nyukawa.org/   


高原の気候を生かしたフレッシュ野菜
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『うつりゆく商業環境と躍進するまちと店』
広野 嘉代子