木のものなら何でも創る飛騨国府の山王企画

2000年8月25日
中部経済新聞掲載



木のものなら何でも創る
飛騨国府の山王企画

【なんでモアール】 〜全国の名産品・特産品を集めたショッピングモール〜
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 平成元年に会社を設立した(株)山王企画 代表取締役 反中政雄氏(電話 0577-72-3865)は店舗什器から全国展開のホテル・家庭家具まで木取りから完成までを全てつくることの技術を持つ企業だ。もともと別会社の木工場にいて松下電器・ ソニー・東芝・ビクター・三菱等のキャビネット関係をやっていた。設計から営業・経理など最高500人の工場を任される立場にあった。タイ・中国・インドネシアやその他東南アジア各国へ日本でほしがっている部材とか製品を現地で創る指導をしてきた。原木の調達から家具の完成に至るまでの図面から作業行程まで全てと、製品にする為の機械レイアウトをトータルでアドバイスする。

匠の技の木製品
       株式会社山王企画  これからは海外の時代になるからとコンサルタント業務をまかされた。従って平成元年の独立当初は、木工関係のコンサルタントをした。自分ひとりで、品質・納期・コスト管理・QCを行うコンサルタントとして奔走した。夢中で働き1年後には従業員が5人に増え、事務所と作業場をつくることができた。その後は大量生産のものでなく、受注生産の特注オリジナル家具や什器の付加価値の高いものを創ってきた。そして、平成10年には自社工場も建設した。商品をつくる為には幅広いサンプルが必要になる。何でもできる木工技術者を社員として採用していき、「何でもできる匠の集団」を創りあげた。
 現在社員13名。このサンプルは本物と同じものを縮小して見事に創られる。小学生の入学用机のサンプルを見せて頂いた。小さな机とイス、テーブルにとりつける照明用スタンドまで本物と同じにできあがっている。部屋もレイアウトできるように創ってある。そのまま勉強部屋のイメージがわくようにである。何でも木のものなら出来てしまう「匠の技」は見事といえる。常に新しい業界への転換を図ってきた。店舗什器やレストラン等飲食店の木製品・盛りつけ台・ワゴン類・下駄箱に至るものからカウンターテーブルといわゆる木製品は全ておまかせだ。
 それだけではない、床貼りから店舗内装工事まで全て行うようになった。ジャスコの店舗内装工事も店舗設計の人から依頼されて各地へ工事に出向く。それは青森から九州までとエリアは広い。三重県おかげ横丁・伊勢戦国村・加賀百万石時代村・高山市の祭りの森の縁台や什器・家具・おもちゃそして、おかもちまでつくった。時代が求めるものは刻々と変化を続ける。いま何が求められているかは独自の先見性を問われる。情報を得るにはやはりジッとしていては何もおこらない。率先して人との交流を求めることから何かが生まれる。

 
  今わたしが組織している経営者の会「GENKI 1・3・5」(会長 杉浦一幸)はこうした木だけではなくあらゆる物の、物づくりのメンバーが集る会だ。どうしたらものが売れるかを真剣に考え実行する集団である。愛知・岐阜・三重の3県下から集っている。反中社長の豊富な技術力と、営業力を持つ人材がGENKI1・3・5に加わればお互いが相乗効果を発揮し、一層企業発展に繋がるに違いない。私のお役目は経営コンサルタントとして今の時代をリードする経営者集団をつくり、お互いの経営発展に繋がる橋渡しをすることがお役目と思っている。反中社長のお人柄の良さと仕事に対する真剣な取り組み姿勢は人を惹きつける。良い仲間づくりをしたい。 

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『うつりゆく商業環境と躍進するまちと店』
広野 嘉代子