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2000年9月8日 |
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商店街の活性化事業は全国いたるところで取り組まれ、さけばれてきたが、残念ながら、衰退傾向の街は多い。それは大型店の出店ばかりでなく、モータリゼーションによる構造的な駐車場問題や、消費者ニーズの多様化、後継者問題といった様々な要因が錯綜している。愛知県東海市の太田川駅前再開発事業も平成2年頃から取り組み、活発に進めてきた。しかし、時を経るに従い人口は除々に減少し、空き地もいたるところで出始めてきた。太田川駅前の量販店も平成14年秋には郊外に移転が決まり、駅前商店街は益々厳しい環境を強いられる状況になった。伸び伸びになっていた駅前再開発もここにきて10年先送りと決まった。移転先もほぼ確定していた店もあり、大きな方向転換を強いられている。 |
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しかし、暗い話しばかりではない。第2東名高速道路構想により、物流の拠点になる可能性も高い。そんな環境にあって、おおのや美顔教室 代表 森岡 厚氏(電話0562-32-0862)は独自の経営方法で注目を浴びている。現在、東海商工会議所青年部会長として2年目となる。親の時代からの化粧品店を継承した。化粧品業界もご多分にもれず厳しい環境を強いられている。有名メーカーの商品を置いていれば、テレビ・ラジオ雑誌とマスコミをフルに活用し、宣伝をしていたので、置いていれば売れる時代が長く続いた。しかし、いまは消費者の化粧品を買うニーズは確実に変化している。全国4000〜5000店ある化粧品店はこのニーズに対応できずに途方にくれていると言う。 | |
| 森岡氏もいろいろな挑戦をしてきた。男性スタッフだけの化粧品店を考え、話題になったこともある。お客様のニーズが基礎化粧品に効果・効能を求められるようになっていた。森岡氏の母親がかねてよりお客様に喜ばれ、地道にやってきた「クロロフイル」の威力に注目をし始めたのは、そんな時代が求める商品だと直感したからだった。膚の新陳代謝や生化学を徹底して勉強した。「クロロフイル商品」で培ったノウハウを生かして他の化粧品でもアドバイスによって踏み込んでいけばきれいになれる。黄色人の皮膚は刺激を与えると、赤くなる。そして次第に黒くなってくる。そんな皮膚の特徴を良く知った上でプロとしてのアドバイスをしていく。そして、一人一人のお客様をきれいにする。 |
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チラシ・新聞掲載・野立看板とあらゆる事をしたが、口コミが一番だった。きれいにするという結果をださないと広がらない。次第に地元東海市だけでなく、大府市・知多市・常滑市と近隣からも来店される様になってきた。今まで、商店街が活性化しないと言う思いが強かったが、お客様は良いとなればどこへでも飛んで行く。勿論、商店街が活性化していることは重要な要素かもしれないが、絶対条件ではない。エリアを問わない消費行動に森岡氏はインターネットのホームページ作成への方向を模索し始めた。 | |
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インターネットでの販売はナショナルブランド商品は無理である。どこでも販売しているからだ。独自の商品力・技術力をもって販売する商品であってこそ売れる。いま、大手化粧品メーカーのみの商品を扱っている路面店は岐路に立たされてい る。量販店主流に転嫁した大手メーカーは個別店舗への切り離しを断行していると言 う。これは化粧品業界だけのことではない。すべての業界がそうである。したがって 小規模店は独自の商品力・技術力そしてオリジナル性を求められる。おおのや美顔教室では「クロロフイルの店」を近隣に出店しようと計画している。しっかりとした方向を見据え、かつ業界を見つめて経営していくことが、地域小売業の勝ち残り策ではないだろうか。 おおのや美顔教室 : E-mail : oonoya@ma.medias.ne.jp |
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| トピック履歴一覧へ | 中部経済新聞連載記事(毎週金曜掲載) 『うつりゆく商業環境と躍進するまちと店』 広野 嘉代子 |
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