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2000年10月27日 |
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飛騨高山市の中心市街地より西方向に位置する(有)パックパックス( 高山市桐生町8-535 TEL:0577-36-1700 ) は、代表取締役 菱川正臣氏が4年前に安房トンネルの開通にあわせて開店した店舗で、包材関連商品が5000アイテム揃う専門店である。店に入ると陳列平台に和紙のあかりや見事なインテリア商品等がディスプレーしてあり思わず感動する。10月29日頃からはクリスマス用品がこの陳列台を埋め尽くすという。店内には岐阜県内ではここだけという 「鳩居堂」 の便箋・封筒・葉書・のし袋やぽち袋・お香やすずり・筆などが揃う。400年の歴史をもつ鳩居堂は取引を始めることは難しい。しかし、社長の熱意が届き県内で只一つの販売店として認められた。 |
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ほかにもラッピング用の包装紙やリボンは都会の店でもこれだけの品揃えはしてないと言うくらい充実している。この店ができあがったのは菱川氏の長年築いてきた包装資材の樹脂加工印刷業の集大成でもある。包装資材の仕事を始めたのは昭和45年のことである。その前の11年間は病院開業医向けの薬問屋に勤めていた。結婚し子供が生まれる直前にこの仕事を辞めた。一度しかない人生だから自分の道を探してみたい。そして子供がものごころがつくまでには仕事を大きくしようと考えていた。どんな仕事をするかも決まっていない、全くゼロからのスタートだった。 | |
| そんなある日、奥さんの父親から「こんなものをつくる仕事もある。」とめんぼの袋を見せられた。しかし、そのときはまだ具体的にどうするかはきまっていなかった。とにかくジッとしていても始らない。犬も歩けば棒にあたると名古屋を歩いた。喫茶店に入り何気なく電話番号簿を見ていたら、ポリ袋の印刷機と製袋機の広告が載っていた。これだと思い、早速その足で工場へ連絡をし会いに行った。その工場長の「高山市に一軒加工する企業があるが高山のポリ袋の市場はまだある」の一言で決心し、樹脂の印刷と製袋業を始めることにした。その会社が株式会社斐太パックスである (TEL:0577-33-1125 社員17名)。 |
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2年半はまともに食べられなかった。やがて流通形態の変化で八百屋から食品スーパーに変わる事になってきた。トレーやラップの需要や、麺類・豆腐がセルフ方式のためすべて一つ一つ袋に入れるようになり売れに売れた。除々にお客様の要望で無限の包装類・包装資材全般を扱うようになっていった。製造加工会社には必ずパッケージは必要となる。その企業の商品にあったパッケージを提案し、飛騨をエリアとして精力的に展開を図ってきた。パックパックスの店舗の構想は15年ほど前から考えてきた。安房トンネルの開通によって観光客が増えることは間違いない。小売部門を作って間口を広げようと考えて店舗を持った。 | |
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トンネルの開通に焦点を合わせて、5000アイテム揃う店舗を開設した。事務所・会議室も同時に創った。会議室では資格を持つパックパックスのスタッフが講師となってラッピング教室や包装資材を使ってハンドクラフト教室も行っている。一般のお客様にも募集をかけてラッピング教室を行う。会議室は豆腐組合や製麺組合の会合にも使って頂いている。今は飛騨地域を中心エリアとなっているが、10月下旬にはオー プンする、インターネットのホームページ開設 (http://www.nande.com/packs/) によ り、観光客の皆さんにも、訪れて貰えばきっと満足してもらえると確信している。どんなパッケージにも対応できるという技術力と専門性がこれからも顧客にきっと支持されることは間違いない。 |
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| トピック履歴一覧へ | 中部経済新聞連載記事(毎週金曜掲載) 『うつりゆく商業環境と躍進するまちと店』 広野 嘉代子 |
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