西尾市のお花と雑貨のかりん花は夢いっぱい

2000年12月15日
中部経済新聞掲載



西尾市の「お花と雑貨のかりん花
は夢いっぱい

【なんでモアール】 〜全国の名産品・特産品を集めたショッピングモール〜

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 長いあいだ花屋の店を開きたいとを描き続けた女性がこのほど実現した。西尾市永吉3丁目60番 久保田美香さんで店舗名は 「お花と雑貨 香梨花」。 花がいっぱい並んでいる店というより、こだわりの雑貨と花が並ぶ店といったほうが的確な表現かもしれない。いわゆる女性達が生活をゆたかにする為に必要な商品が集まる店と言えよう。久保田さんは花が大好きで、10年ほどくらい前からアレンジメ ントの教室に通いながら花屋に勤めていた。結婚してからは市内の花屋さんに変わったが、2年前には一級フラワー装飾技能士の資格も取得した。この資格は国家資格で、花屋に10年以上勤めたか携わったことのある人でないと取得できないと言う。

「お花と雑貨 香梨花」・久保田美香さん
香梨花入り口・いらっしゃいませ!

 この資格取得には、例えば、ブーケ、アレンジメントを時間内に作らなければいけないとか、花についてのあらゆる知識が必要で、頑張って取得したことで自信がつき、店を持ちたいと考えるようになった。子供ができてからは外で働くよりは家で店をやり、子供をみながら仕事をしたいと切に望んでいた。当初は経営者に向かないじゃないかとか心配をしたり家族の反対もあった。オープン1年前から仕入の勉強のため喫茶店へ委託販売をするようになった。朝3時に起き仕入に行く。子供が起きる前に仕入からかえってきて一週間くらいもつ小さな花束をつくり、2ヶ所の喫茶店に出していた。

 一生懸命やっているその熱意に、そんなにやりたければとようやく賛成してくれることになった。具体的に花屋を始める準備をし始めたとき、今の時代は花屋だけでは無理と思い、何かほかの商品と組んでやらなければ、といろいろ考えた。それにはやっぱり自分のこだわりの商品を扱いたいと。花をプレゼントするときに一言メッセージがあると違う。ナチュラル (自然) なものと花を一緒にプレゼントできたら貰った人も喜んでもらえるに違いない。そんなとき一つの出会いがあった。 「ひろは まかずとし ことばのひめくり」 だった。また、ガラスの教室で陶器やアクセサリーをやっている人との出会いも今の店の品揃えに花をそえてくれている。
香梨花・店舗
香梨花・店内

 それぞれの人達がこれからやって行こうと思っていたときに出会った人達ばかりである。店舗づくりには半田市の一誠堂 杉浦一幸氏との出会いから実現した。店舗の建築からレイアウト、品揃え、陳列に及びあらゆるアドバイスをうけることによって店ができあがった。店を持つときに重要なのは経営者としての商品を選ぶ感覚、感性が重要な要素といえる。店内には白にこだわった商品が豊富に並ぶ。お客様の買い物の中心は贈り物である。花とこだわったものをセットにして、販売をする。それに自分に言えないステキな言葉を添えて贈れば一層心が伝わる。

 「ひろはま かずとし」 の詩集のなかからふさわしい言葉を選ぶ。人のこころ模様が詩に託されていて貰った人はきっと感動するに違いない。まだまだ、店は開店したばかりだ。花屋のあり方も多様化している。お客様のニーズをどうとらえていくかが課題である。まずは花束と雑貨そしてメッセージを添えて贈り物をする。そんなお客様がターゲットである。花も雑貨もどこにでも販売されている商品である。久保田さんの感性でお客様の心をしっかりとつかんで離さない商品力と演出力が店の繁盛に繋がる。それには常に今何が求められているのかを研究する必要がある。これからが楽しみな店である。
 連絡は TEL 0563− 53−5587番 まで。

香梨花・葉書
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『うつりゆく商業環境と躍進するまちと店』
広野 嘉代子