伊豆高原ITナビと永住開拓に取り組む大和建設

2000年12月29日
中部経済新聞掲載



伊豆高原ITナビと
永住開拓に取り組む大和建設

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 伊豆伊東市は温泉と伊豆高原で勢いのあるまちであることには驚いた。温泉があり、青い海があり緑の高原があるレジャーにも住むにも絶好の場所である。東京からでもそんなに遠くはない。案内をして頂き伊豆高原を車でゆっくりと散策した。つくられた庭園でなく森のなかは小鳥のさえずりも聞こえる自然豊かな高原だった。いたるところに美術館や博物館があって車を止めて入って見たくなる。その数は美術館・博物館24ヶ所、体験工房21ヶ所、ギャラリー15ヶ所 (出所:芸術の森散歩マップ)と点在しており、まさしく芸術の森である。そのなかの一つである人形の美術館 「それいゆ」に入った。創作人形80点と世界の人形100点が展示されていた。

大和建設株式会社社長・岩崎 均氏
人形の美術館「それいゆ」

 創作人形作家の中島萬里さんの「やさしい心と強い心を持ってこの世の重圧を払いのけて生きて頂きたい願いを込めて人形を創っている」と語るその作品は、人間の自然体の姿をユニークに表現しており、思わず微笑んでしまう。ソファにあくびをしながら横たわる女性がいる。タイトルは「この世の天国」と記してある。さまざまな表情をしてくつろいでいる女性達の「陽気な熟年パワー」も楽しい。メルヘン調のステキな美術館である。最寄りの駅は伊豆高原駅高原口より徒歩8分。美術館を出て少し行くと桜並木が広がっていた。35種3000本あるというこの大通りは道路も広く桜の大きな木におおわれて桜のトンネルができあがるほどの立派な木々が並ぶ。

 伊豆高原一体が芸術の森であり、永住の場所としても最高の立地である。かつては別荘地や住居としても高嶺の花だったこの一帯もバブルの崩壊で一変した。土地の単価も坪20万前後で購入できるとあって家を造りたい人にとって絶好のチャンスである。一般の人に開放されてきたこの伊豆高原は住む環境としても抜群と言えよう。建ぺい率20%と富士箱根伊豆国立公園法で定められていることもあって、それぞれの住まいが自然を充分確保して建設されている。この伊豆高原の別荘や住宅、旅館の建築を手がけてきた大和建設株式会社 社長 岩崎 均氏(電話0557−38−1123)は地元伊東市の生まれで、昭和63年に独立。かつては大手建設会社に勤務していたが、昭和55年に家業の建設業に従事した。
創作人形80点と世界の人形100点が展示されていた。
創作人形作家の中島萬里さんの作品

 独立してからは全国ネットの「エス バイ エル」の代理店になり住宅、別荘、旅館を手がけて来た。住む環境として最高でしかもお値打ち価格で購入できるこの伊豆高原にぜひ住んで頂きたいと、県外者に向けて ビジネスを展開中である。これからのインターネットの普及に併せ、伊豆高原に観光地としてのすばらしさと住宅環境のよさを知っていただく為に企業としてのホームページを作成したいと準備中である。伊豆高原のホームページは伊東市や伊東観光協会をはじめとして種々だされており、地域情報や観光名所などが網羅され、公共性もあって便利なホームページが多い。

 そうしたなかへ実際に現地へ行き泊まったり散策するために直接アクセスできる宿泊施設や博物館・美術館、観光スポット等のホームページがあればなお便利である。Iモードで検索して携帯で直接観光地の情報がキャッチできたり、予約ができれば観光客も増える。住む場所としても、どんな環境で住む事ができるかを季節によってデジタルカメラなどでビジュアルに表現できるインターネットは、具体性があって必ずお客様に注目されるはずである。大和建設(株)と弊社のインターネット事業部とで、ホームページ「伊豆高原ナビ」(仮称)と銘打って2001年から動き出すことになった。従来の営業方法からいかにIT技術を駆使したあたらしい事業展開ができるかが、どの企業にとっても発展の決めてになりそうだ。しかし、まだまだこれからが勝負である。

美術館を出て少し行くと桜並木が広がっていた。
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『うつりゆく商業環境と躍進するまちと店』
広野 嘉代子