|
2001年3月23日 |
|
![]() バックナンバ ー はこちら↑ |
|
インターネットの講演で全国各地へ行っている。そこで感じることはまだまだ中小企業経営者がパソコン・インターネットに馴染んでないことである。したがって講演の内容はパソコンでなにができるのか?インターネットで世の中がどのように変わっていくのかをはなす。平成12年7月の経済白書によると、「IT革命は過去の蒸気機関・電力・自動車に匹敵する技術革新の波」であるといっている。情報技術を使う人と使わない人とでは、どんどん経済力に格差がついてくる(デジタルディバイト)ことは間違いない。商工業を営んでいる方にはパソコン・インターネットを早く習得して商売に役立てて頂きたいものである。中小企業の皆さんがインターネットの取り組みに対して、どのような段階かと言えば、小学生であるのかもしれない。 |
![]() |
|
|
富山県のある商工会の講演でのこと、プロジェクターで大きなスクリーンに映してホームページを紹介したところ、講演が終わってから、始めてインターネットというものを見たと感心されてしまいました。もっとも同じ地域にあっても少数ではあるが、すでにホームページを開設して大いに活用している人もいる。全体から言えばまだまだこれから と言ったところである。ホームページは開設したけれどもまだ開いただけで、なんの反響もないと嘆いている場合も多い。ホームページは開いてからが勝負なのである。3月16日(金)に高知県物部村商工会青年部女性部の主催で「インターネットが新しい扉を開く」その基本と活用法のタイトルで講演と実習を行った。 |
|
| 3時間であったが受講した30名の方々はほぼ全員がインターネットの仕組みを理解していたことに驚いた。そんな地域は少ない。物部村商工会の山崎信政商工会長のご理解と三宅功泰経営指導員の努力の賜物と言えよう。この日は名古屋空港から約1時間20分で高知空港に到着。ずいぶん暖かい。2日前に大雪の北海道から帰ったばかりで温度差に驚いた。物部村商工会の補助員さんが飛行場まで出迎えていただいた。いつもは私が一人で出かけているが今回は実習もあるので、当社のエンジニアと一緒に向かった。車はどんどん山の方へ登って行く。 | ![]() |
|
|
途中で今夜宿泊する温泉付きホテルにチェックイン して時間調整。夕食はダムのほとりに出来たレストランで「鹿の刺身」をご馳走になる。各地のおいしいものがたべられるのも楽しみだ。このレストランは第三セクターで出来あがったがうまく行かず、今はかつての物部村商工会の経営指導員さんが、退職してそのレストランの社長になり再建中と言う。今日の会場は大栃高校のパソコンルームですと三宅指導員さんの案内で会場に入った。パソコンが教室いっぱいに30台揃い満席のうちに始まった。電話回線がつながっているので、まず隣の席同士でメール交換をしましょうと始めてもらった。全員が一生懸命隣の人へメールをうつ。 たどたどしいけれども足並みは揃っている。 |
|
| 次ぎにホームページを検索しましょうとヤフーから物部村の情報を取り出してもらう。こうして3時間はアッと言う間に過ぎて行った。村からの助成金もあって商工業者だけでなく学校の先生や農家の方、主婦と年齢層も若者から高齢者と幅広い。ここまでに足並みをそろえるのに20〜30時間はかかっているという。これからはパソコンを購入して慣れてもらうよりほかはない。みんなインターネットにかなり関心を寄せている。ここまでくれは゛しめたものである。事業に活用する方法は沢山ある。ホームページの開設やメールマガジンの発行で販路開拓をしたり、事業の情報を収集する。やればやるほど奥が深く、新たな事業展開が期待できる。みなさんも早くこの便利でかつ有能なインターネットを自分のものにし大いに事業に役立てて頂きたいものである。 |
![]() |
|
| トピック履歴一覧へ | 中部経済新聞連載記事(毎週金曜掲載) 『うつりゆく商業環境と躍進するまちと店』 広野 嘉代子 |
|