![]() 2001年10月19日 中部経済新聞掲載 |
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この連載でもたびたび登場している輸入雑貨・家具でおなじみの一誠堂(代表取締役杉浦一幸、半田市南二つ坂町http://www.nande.com/isseido)で建築展を開催し、大きな成果を上げた。当店はもともと表具屋から出発し、内装業へ参入、そして輸入雑貨家具店、建築業と17年の間に業態改革をしてきた。今までの興してきた事業はすべて今も健在で、複合型多角経営といってよい。お店も開店して5周年を迎えたばかりだ。建築業を始めたのはまだ4年である。このたび開催したのは「我が家のかたち」をテーマに一誠堂本店の店舗内で10月13日(土)〜14日(日)の2日間行った。店舗内で建築展を行うのは初めてである。今回の建築展では新聞やチラシ等の費用を一切かけずに実施した。 |
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大きなPRとなったのが東海ラジオの「聞いてみやーち」内で毎週水曜日午後3時25分からやっている「杉浦一幸のおしゃれインテリアトーク」番組のレギュラー出演だ。すでに2年間出演しており、ラジオのリスナー(聴衆者)からインテリアに関する質問の手紙に答える形でお客様と一体となって番組を構成している。杉浦社長の名前が知られていることも今回のイベントの集客に大いに役立った。特に秋は建築メーカー等のPRの時期とあいまって家を建てたいがどうしたら良いか等の質問がこの番組のなかでも大変多い。リスナーの質問に答えていながら、タイミングよく建築展開催の話しも織り込んだことがこの建築展の成果につながったと言える。三重県や岐阜県、豊橋などの遠方からラジオのリスナーがわざわざ知多半島の半田市にご来店頂いたのである。 |
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日頃、店舗はものづくり作家と輸入雑貨の為のスペースとして使っているが、このときは建築部の作品展の会場に変身した。店内を家の写真や模型を展示し、ご来店のお客様の打ち合わせから設計、提案、契約、着工、完成、引き渡しまでの流れを理解しやすい様に展示した。お客様は店内を一巡しいろいろ見て家づくりの話をひととおり聞いてからモデルハウスの見学をして頂く。このモデルハウスは杉浦社長の自宅でもある。店舗から車で7〜8分のところにあるモデルハウスは閑静な住宅街の中にあって、木の温もりのあるオシャレな家である。広い庭園はミニコンサートも開かれ、いつも人が集まる場所である。お客様は家づくりの説明を聞きながら自分の家の夢をどんどん膨らませていった。 |
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今回始めて店舗で行った建築展であったが、設計依頼は12件頂いた。世の中は不景気風が吹いている。倒産、リストラ、残業手当カット等の中、元気の良い会社やお店そしてお客様が現実に沢山いることを実感したと言う。こうした元気の良い人たちが求めている家とはどんな家だろうかと模索してみるが、建築屋としての基本は当たり前のこと意外に得策はないという。杉浦社長のモットーは「人」にはいつも感じ良く。「物」はすべて感覚良く。「金」はお値打ち。を貫いてきた。こんなご時世だからこそとこのほど当社の建築スタッフの増員もした。建築スタッフ6人をより一層固めるために、49歳と47歳の建築経験者2名を増員した。 |
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こうした不景気の中、中小企業が3年先5年先を見据えて考えたとき、可能性のある経験者を選択できる最大のチャンスと考え、この道のプロを採用することに踏み切ったのだった。建築業も苦戦にあえいでいる。今勝ち残っていくためには何が必要だろうかと考えたとき、ポイントはやはりPRではないかと、ここに行き付く。いかに自社の家づくりのテーマや、方向性をお客様に伝えるかがポイントではないかと杉浦社長。しかし、今回、設計依頼があったからといって、すべて契約できたわけではない。これからが正念場である。良い建物にこだわって「素材とデザインを生かした人の集まる家づくり」を作りつづけることが当社の使命と考え躍進続けたいと語る。いつも負ける気がしないと前向きなことばが返ってくる杉浦社長であるが、元気な声を聞くことは経営者みんなの励みでもある。 |
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| トピック履歴一覧へ | 中部経済新聞連載記事(毎週金曜掲載) 『うつりゆく商業環境と躍進するまちと店』 広野 嘉代子 |
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