|
|
|
単身赴任や出向を繰り返していた造船会社勤めの頃、半分は病気気味だったという人生を送ってきたミツグー食品(知多市TEL0562-54-1161 |
![]() |
|
単身赴任の生活をしたり不況から出向も余儀なくされ、そんなことも身体に負担で胃潰瘍と胃にポリープができ2回も大きな手術をした。毎年胃カメラを飲んで胃を検査しなければポリープができて大変だった。胆石の手術もした。まさしく人生の半分は医者通いで薬づけの日々だったと言う。自分でも50歳までいきられないのではと感じていた。健康については人一倍気を遣う人生を送ってきたことが、添加物を使わない健康食品づくりの仕事で独立するきっかけになっていった。長く働いていた造船所の景気が悪くなって出向の話になったとき、家の近くで働くことを決断した。そのときに就職したのは近くの社員40数人の漬物会社であった。 |
|
|
精一杯働いた。機械の設計や溶接技術を持つ坂口氏はその技術を生かして、自分で機械もつくり、その会社内の近代化を図った。入社3年目で副工場長に任命され、売上の大幅なアップに貢献できることになった。弱かった体を何とかしなければと食生活もガラッと変えていった。そのときふと思ったのは「野生の動物はすべて生で食べているのだから自分も自然の生活にしてみよう」と決めたのだった。その方法は玄米やにら、ほうれんそう、キャベツ、セロリー、人参の葉っぱ、大根の葉っぱ等をミキサーにかけ、ジュースにして飲むことである。すべて独自に考えた方法である。その効果は半年くらいであらわれ、1年くらいであれだけ弱かった体は元気に回復した。 |
![]() |
![]() |
そのジュースは現在も朝晩欠かさない。それが坂口氏の食事と言う。お昼の食事は、ご自慢の健康食品「粕漬けのらっきょう」であり、一般のごはん食は一切とらない。魚類をとらなければいけないからと月2回、回転寿司に行き魚を食べる。坂口氏が食生活で健康になりつつあったその頃、勤めていた漬物会社でおいしくて身体に良い「らっきょう」に出会うことができ独立したのだった。あくまで添加物を使わないで、しかもおいしい「健康らっきょう」は長野、岐阜、仙台、九州など全国30ヶ所のみやげもの店で販売するほどになった。弱かった体は今では病気一つしない丈夫な身体になった。 |
|
|
ある日、漬物講習の講師を頼まれて講演をすることになり、漬物の仕方と同時にダイエットの方法や健康についての話をしたところ大好評となり、それから口コミで広がり、各地から健康講座の講師として招かれるようになった。ダイエットや健康に良い商品として出している「粕づけピリ辛らっきょう」も坂口氏がすべて体験から生まれた商品であることから、女性の間で好評になったことはうなずける。ミツグー食品は坂口氏のいちばん大事にしている「健康」がテーマである企業だけに、それらの商品は確実に消費者に指示されるようになった。自分が健康に生きていられるのも食生活を変えたことが大きな要因だったことを伝えていきたいと話す。50歳代〜70歳代の女性を対象にした健康講座で、坂口氏は肩こりや肥満、関節の痛みはこうして治ると自分の体験を話して回る日々が続いている。 |
![]() |
| トピック履歴一覧へ | 中部経済新聞連載記事(毎週金曜掲載) 『うつりゆく商業環境と躍進するまちと店』 広野 嘉代子 |
|