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瑞浪市の駅前にこのほど新たにアジアン雑貨の店が誕生する。この店はジャランジャラン(TEL0572-68-3167)と言う店でJR瑞浪駅前から徒歩1分のところにある。かつて飲食店であったが駅前という立地をいかして新たに誕生させるもので、近くの料亭「四季の膳 ひさご」(http://www.nande.com/hisago)を経営する海野一美氏が所有するお店である。この店を直接担当するのは妻の海野千亀子さんで、昨年8月にひさごを改築オープンさせたことから、ここにあった長男が店長をしていた居酒屋は空家になっていた。しかし、瑞浪駅前の火をけしてはいけないとかねがね考えていた海野夫妻は何かやらなければと思案中だった。 |
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そんな10月始めのある日、相談があった場所を見学し、この場所ならアジアン雑貨の店がふさわしいと考え、私がすすめた。千亀子さんのいとこがバリでこのような仕事をしていることも決断を早めた。アジアン雑貨の店を誕生させることはその場で即決だった。せっかくならクリスマスや年末商戦に間に合わせるようにと12月1日(土)を開店日に選んだ。瑞浪市は学生が多いまちで、高校3校と短大1校がありJR瑞浪駅前は学生たちで賑やかなところである。しかし、今まではこうした学生たちや若者、女性が入るお店が少なかった。この店ができることによって瑞浪駅前は一挙に活気を取り戻しそうな気配を感じる。 |
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お店の商圏は瑞浪市を中心として多治見市、土岐市、恵那市、中津川市など東濃地区一帯をエリアとしている。ご存知のように全国各地の商店街は駅前を中心に衰退傾向が甚だしい。モータリゼーションの進展が郊外型の大型店の出店を生み、駐車場のない商店街は衰退を余儀なくさせた。当店の場合は近くに1時間無料の市の駐車場があり自由に使用できることで、お客様にとってはそんなに不便ではない。でき上がったこの店は店舗面積15坪ほどの奥行のあるお店で、店内にはフィッティングルームもあり、奥にはちょっと一休みできるテーブルもあるので、ここで歓談できる。 |
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みんなが集まってくれれば嬉しいと千亀子さんは言う。ファサードはアジアン雑貨の店に相応しいイメージで、ショーウインドウの「サワディ人形」やバリの「猫ちゃん」たちが暖かく迎えてくれる。ジュラク系の壁に藤のつるがからまった模様のエキゾチックな壁面も店内の商品を一層引き立てる。バロンのモニュメントもアジア的で楽しい。駅のホームや電車の中からも「ジャランジャラン」の店の看板が目に付く。夜もスポット照明で店が鮮やかに浮き上がる。駅前の活性化はいちがいにこうすれば活気がでるといった方程式があるわけではないが、その街にふさわしい活性化の方法があるはずである。 |
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仕事柄、全国各地を訪問する機会が多いが、元気な街に出会うと歩きたくなる。先日の日曜日も久しぶりに東京の洗足池商店街を歩いた。昔ながらの八百屋さんや魚屋さんの勢いが良い。ちょっと歩きたくなって散策した。思わずほしくなっていろいろ買ってしまった。シャッターが降りている店はないようだ。東京だからということもあるだろう。商店街の衰退には構造的な問題も多い。やる気を失ってしまう条件も重なっていることも事実である。駐車場不足や後継者問題もあることだろう。しかし、街を絶えさせてはいけないという一人一人の意識がもっと大切ではないだろうかと思うのである。瑞浪駅前がこの店の開店で賑やかになったときには、また新たな何かがはじまるのではないだろうか。そんな予感もするのである。 |
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| トピック履歴一覧へ | 中部経済新聞連載記事(毎週金曜掲載) 『うつりゆく商業環境と躍進するまちと店』 広野 嘉代子 |
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