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岐阜県の山間部から全国に向けて和洋菓子を販売し、インターネットでも話題と なっている岐阜県八百津町の(有)藤乃屋 代表取締役 後藤英夫氏(http://www.fujinoya.net)は今、フィリピン セブ島のマンゴの開発に取り組んでいる。後藤氏の積極的な経営姿勢は予てからこの紙面でも紹介しているが、八百津町という立地条件で来店客の増加は不可能な状態でも頑張りぬいた人である。立地の 悪さをカバーできたのは全国に固定客を確保するために宅急便による通信販売を開始したことだった。顧客データベース活用のためのパソコンを導入。全国に5000件の固定客を持つことができた。 |
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ところが、何年も経つうちに顧客数は一定時点で頭打ちになり、この情報を活用したDMの発送も郵便のコスト高が避けられないと考えHPを立ち上げた。最初に出したHPの売上は全く売上に結び付かなかったが、当社のショッピングモール「なんでモアール」(http://www.nande.com/)に出店し、メールマガジン「菓子職人のとことんお菓子談義」を発行したことからアクセス数が急増し、それにともなって売上も上がってきた。メールマガジンは話題の豊富さと文章力に引きつけられて多くのフアンをもつようになっていった。除々に売上も上昇していったが、これで満足する後藤氏ではなかった。次なる挑戦を密かに考え始めていた。 |
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そんなとき、菓子業界のオーナー6人でフィリピンのセブ島に出かけることになった。今年の6月のことである。業界仲間と一緒に食べたマンゴが美味しくて帰りの飛行機の中でもこのマンゴが心の中に深く残っていた。「あんなにおいしい果物をケーキにしたい」と。帰ってきてすぐに動きはじめた。この美味しいマンゴを自分で輸入しよう。沢山あるマンゴの種類の中でもセブ島のゴールデンマンゴはいちばん美味しいと言われているものである。インターネットでも徹底的にリサーチした。食品輸入のプロセスについても厚生省のネットで調べた。名古屋空港の厚生省名古屋食品検疫所でも輸入のプロセスの説明を聞いた。マンゴは完熟のものを使うから美味しいのであって輸入ではそんなわけには行かない。マンゴケーキをこちらのレシピで現地で作ったらどうだろうか?と現地の5〜6箇所のケーキメーカーへ直接メールを送ったが何の反応もなかった。 |
| トピック履歴一覧へ | 中部経済新聞連載記事(毎週金曜掲載) 『うつりゆく商業環境と躍進するまちと店』 広野 嘉代子 |
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